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taichiroseki's blog

赤城の山麓で、うつわ作ってます

作業台

1820×910の陶芸用の作業台×2台。

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まず、材をカット。

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ノミでホゾ切り、

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組んでビスで留め、

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天板を貼る。


遠目で見れば、それなりに出来た。
遠目で見れば、ね。

初めて作ったにしては、まずまずかな。
頑丈で平らな作業台という目標は果たせた。

自分で作ってみると、改めてプロの凄さがわかる。





  1. 2017/02/22(水) 12:37:14|
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2016年

今年も楽しいこと、色々ありました。
つらく切ないことも、色々ありました。
うまくいかなくて苦しいことも、思わずにやけてしまった瞬間も。

あまり過去を振り返らない性格なのだけど、良いことも悪いことも、全部未来に繋がっていくと思うと少し怖いけれど、それをみんな楽しんじゃえれば、もう最強なんです。

来年工房を移転します。
同じ群馬県内ですが、榛名山から赤城山へ、山替えです。
終の棲家になりそうです。

駐車場の整地、鍬と鋤簾とスコップでやっています。
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そう、出来るだけ動力は使わず、シンプルライフを目指す、、、ではなくて、単純にお金がないのです。
すごく大変ですが、でも、手を掛ければ掛けるほど、たとえ下手糞でも愛着が湧いてくるんです。

昔は当たり前だったこと。
今ではすごく贅沢な時間の使い方。
生きてる、て感じがします。
生活を自分で作っていく感覚。

自分の人生を自分でコントロールしていると思っている人の幸せ度は高いと、どこかの脳科学者が言っていた気がします。

ただ息をしているだけでもお金がかかる現代。
経済活動もすごく大事なことですが、それは他の人に任せて、ボクは苦も楽も楽しんで、生を満喫していけたらと思っています。

理想は、猫です。
あぁ、猫になりたい。

2016年、ありがとうございました。
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  1. 2016/12/27(火) 23:05:58|
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粉花

粉花(このはな)

浅草の浅草寺の裏にある、大好きなおいしいパン屋さん。
オーガニックレーズンで育てた酵母と、北海道産の小麦、沖縄の塩など、厳選した素材で焼き上げた、おいしさがギュッと詰まったパンです。

今住んでいる近くにおいしいパン屋が見つけられず、東京に行商に出掛けて、寄れるときは必ず寄らせていただく、美人姉妹の小さなパン屋さん。

こちらも人気店で、お昼を過ぎるころには売り切れてしまうこともしばしば。でも、夏は狙い目みたいです。

粉花HP
http://asakusakonohana.com/


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粉花のパンと、いままであまり作らなかった、プレート皿。
パン皿とか、ワンプレートとか、色々使えますね。
これから作っていこうかな。


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パン越しに見る、個展会場。









  1. 2016/09/02(金) 19:04:56|
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京橋もと2

料理長の上野さんが、今年の春の益子陶器市で、新店舗用のうつわを探しているときに見つけていただきました。

お若いのに熟練された技と、毎日築地に仕入に行くという、目利きの確かさと、お客さんを驚かせたいという素材の組み合わせのセンス。カウンターメインの、目が行き届く範囲の席数で、店長のお酒担当鈴木さんが、好みに合わせて、料理とのバランスを考えて提供してくれる全国の日本酒。

何もかも最高でした。
久しぶりに、時間を忘れて料理とお酒を楽しめました。
何時間でもいられる居心地の良いお店でした。

自分のうつわを、センス良く使っていただけるのは、本当に嬉しい。やっぱり、料理を盛り付けて完成ということを、改めて再認識させていただきました。

また食べに行きます。

人気のお店なので、ご来店の際は電話で予約がお勧めです。

京橋もとブログ
http://ameblo.jp/moto-shinbashi/


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新鮮なお刺身と、ワサビが香り高くて、凄くおいしかった。
すりごまが少し振ってあって、それがまた相乗効果で、最高でした。


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下から、ねっとりとした里芋系を擂り潰したもの、太刀魚、ウニ、山椒の葉。
少し甘みのある九州の醤油がまろやかで、全体を包み込んで優しい味に。
それぞれ単味で食べてもおいしいし、一緒に食べるとより複雑な味わいに。
うつわの焼きも素晴らしい一品。笑


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まさかの、大好きな竹下鹿丸さんの焼き締めのお皿。
おいしいお肉とおいしいお味噌。
噛むほど味わいが口の中に広がります。


ごちそうさまでした。






  1. 2016/09/02(金) 19:00:32|
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益子陶器市、そして肉包脱走大捜索噺

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益子陶器市に出展してきました。
沢山の方々に見ていただき、そして素敵な出会いもたくさんありました。実りの多い時間でした。ありがとうございました。

そんな楽しい時間の中、とある事件が起きました。
ローパオ(猫)が車から脱走したのです。

車は慣れているので運転中は膝の上でおとなしくしていてくれ、長く家を空けるときは、大抵一緒にお出掛けして、出展中は車の中でお留守番が常でした。
益子陶器市も、去年と同様連れて行きました。
現地に早めに着いて、去年見つけた日陰に駐車。
少し窓を開けておいて「お留守番お願いね」なんて声を掛けてから出展しているブースに向かう。そして、夕方から朝までは車で一緒に過ごす。そんな毎日を繰り返してました。

そして、最終日の前日。17時になり、簡易店舗を片づけて周りの出展者の皆さんに「お疲れ様でした」と声を掛け、いつものように車に向かい、ドアを開け、声を掛けました。
「ローパオ」
返事がない。いつもならすぐに駆け寄ってきて甘えるなり不満をぶつけるなりしてくるのに。何度も呼んだが何の反応もない。猫は人の考えもしない隙間に潜んでじっとしていることもあるので、狭い隙間も念入りに探しました。
いない。
どこにも、いない。
窓から外に出たのか?
窓を見てみると、左右でだいぶ開き具合が違う。まさか、と思い、窓の隙間に手を掛け、思い切り押し下げてみると、ググッと微かな音をたて、窓ガラスが下のポケットに少しズレたではないですか。
マジか・・・
僕の車の後部座席の窓は、手で回してガラスを上げ下げするタイプで、電気式のパワーウインドウではビクともしないが、手動式の窓は、力を加えると動いてしまうのです。そんなことはもちろん知らなかったし、知っていたとしても、猫の力で動くなんて、想像も出来ませんでした。

とにかく、ローパオは自力で窓を押し広げ、まったく知らない土地で外に出て、まったくわからないところを彷徨っている。ご飯も食べられず、落ち着ける場所も、友達もいない見知らぬ土地で、迷子になって辛い思いをしているんじゃないかと思い、すぐに辺りで猫が潜んでいそうな場所を探しました。名前を呼びながら、声が聞こえたら自分から助けを求めに出てくることを期待して、辺りを歩き回りました。

すっかり真っ暗になり、まったく手掛かりも掴めずに車に戻り、相方とどうしようか相談し、車をここに置いたまま、ご飯を置いて、窓を全開に開けて、いつでも帰ってこれるようにして、とりあえず僕らもご飯を食べようと益子の街へ歩き出しました。

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夜の益子の町は、昼間の喧騒が幻だったような静けさで、街灯の明かりが、唯一僕らの存在を浮き上がらせ、より寂しさの陰影を際立たせていました。
お腹もすいて心も荒んでトボトボ歩いていた僕らの先に、真っ暗な夜の陶器市会場に暖かく灯る光を見つけました。その光に吸い寄せられるように向かうと、そこは鹿丸バーでした。壁には竹下鹿丸さんの焼き締めの陶器が展示されていて、コの字に据えられたカウンターの周りに数席だけの小さなお店。おいしいお酒と酒のあて。お客さんの笑顔が絶えず、引っ込み思案のボクも気楽に会話に参加させていただいたりして。話を聞いているとお客さんの中に、なんとあの加守田章二さんのお弟子さんもいて、普段は恐れ多くて近づけもしない、そんな方に気楽に突っ込ませていただいたりして、固まっていた心がとろけていくようでした。
普段は陶芸家で、陶器市の時だけ鹿丸バーの店主になる竹下鹿丸さん。クールに何でもこなしてしまう彼ですが、心もすごく優しい。たった一度お会いしただけなのに、SNSでローパオ脱走情報を拡散していただき、捜査協力を自ら買ってくれました。ご本人もですが、作品もちょーかっこいい。

鹿丸バーで、心も体も暖まって、祈るように車に戻りました。開け放たれたドアに向かって名前を呼んでみても、返事はありませんでした。ひょこっと出てくることを期待して、夜中何度も車から降りて、ローパオが居そうな藪に向かって名前を叫んでも、影も見つけられませんでした。

そして、8日の益子陶器市最終日。
明るくなってから、竹藪の中やそれなりに遠くまで捜してみたけど見つからず、もう声も届かないどこか遠くまで歩いて行ってしまったのかと、絶望を片手に、希望も片手に握り込みながら、探しました。朝お店を設置して、周りの作家さんたちにローパオのことを話すと、わが身のように心配してくれて、脱走した周辺の知り合いに声を掛けてくれたり、自ら歩いて捜しまわったりしてくれました。僕自身も歩き回り、周囲のお家の方に声を掛け、名刺を渡し、見かけたら連絡欲しいと伝えまわりました。その甲斐もあり、地域の方や作家さんの数多くの目から、目撃情報が入るようになりました。連絡をいただいたらすぐに飛んでいき、周りの方に聞き込みをして、情報の真偽を確かめ(もちろん似ている猫情報もあるので)、確かそうな情報を繋ぎ合わせ、捜索地域を絞り込んでいきました。
それでも中々見つからずに、陶器市も終わってしまい、店仕舞いをして、陶器市の最中に声を掛けていただいたお店に納品に向かっている途中に、携帯電話がなりました。知らない番号。ローパオ情報だと思い、すぐに電話を取りました。

すぐに携帯電話を取り応答すると、駐車場の交通整理をしていたおじさんからでした。
「半分白?」
そうです。ローパオはホルスタイン柄で、左半身が真っ白なんです。間違いない、ローパオだ。ボクは納品途中だったので動けなく、すぐに飛んでいきたい気持ちを抑え、相方に頼んで確保を頼みました。
しばらくしてから電話がきて、駆けつけた時にはどこかに逃げてしまって見つけられなかったと連絡を受けました。でも、色んな情報を精査してアタリを付けていた場所とも一致していて、何より、白黒の牛柄で、半身が白なんて、白黒猫多しといえどローパオしかいない。もう大丈夫。絶対に見つけられる。
納品を終えて相方と合流し、発見の報をいただいた現場の方へを車を走らせました。
「この畑でトイレしてたって」
と、なんとも申し訳ない話を聞きながら、車はすれ違えないほどの細くて緩い登り坂の左側にある畑の前に少しの間車を止めて、いないことを確認し、どこか車の停められる場所を求めて走り出したそのとき、車のヘッドライトの中に、見覚えのある猫が藪の中から飛び出してきた。
「ローパオ!」
ローパオだ。1日以上行方知れずだったローパオが、藪の中から出てきた。すぐに車を降りて、駆け寄ると、ローパオはその分距離をとった。えっ?!思い描いていた反応と違う。見つけたら、寂しさと辛さで飛びついてくるものと思っていたら、手の届かない距離まで離れた。
「ローパオ、待って。」
必死に呼びかけるが、近づいてこない。近づくとその分離れる。
すると、こちらの目をじっと見て、5回ほど鳴いて、真っ暗な藪の中に消えていった。追いかけようと、藪の中をしばらく進んだけれどすぐに見失ってしまった。
呆然と、しばらくそこから動けませんでした。

もう辺りは真っ暗だったのと、見付けたのに、お互いを認識したのに行ってしまった事実にショックを受け、捜すに捜せずに一度益子の街に戻りました。
鹿丸バーで教えてもらった、寿司屋の釜平さんへ行き、期待以上のお値打ちプラスおいしさのお寿司に満足しつつ、ローパオのことを考えました。

いつもは名前を呼べば近づいてくるローパオ。家族として一緒に生活をしていた彼。手の届かない距離を保ち、こちらの目を見て何かを訴えて行ってしまったのは、決別を伝えに来たのか、と。猫は主人の足音も聞き分けるというから、もちろん車の音も分かるはずで、僕の車を認識して出てきて、何かを伝えて藪に消えていったということは、もう僕らの元には戻らないということなのか。益子の街で一人で、こっちの猫仲間と共に生きていくと言っていたのかと思い、もう会えなくなるかもしれない寂しさと、別れを言いに来た彼の行動が、悲しくて辛くて、お寿司を食べながら号泣しました。ひとつの命として、種族など関係なく、一個の個人としての意思を尊重してあげるべきかもしれないと。

色々考えて、どうにかもう一度会って意思を確認しようと、それでも彼の意志が固いようなら、今後の彼の猫生は益子の皆さんに任せようと思い、一日滞在予定を延長し、9日の朝から辺りを歩き回り、缶詰をポケットに忍ばせ、再度捜しました。そして14時にご近所さんから電話をもらい駆けつけ、缶詰「パキャっ」で捕まえました。車に連れて行ったら嫌がるかなと思いきや、僕の体を思い切り蹴って自ら乗り込み、車の中でさっそくリラックスするローパオ。なんだこいつは。あの号泣はなんだったんだ。ということで連れ帰り、今は隣で寝ています。
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今回、周りで出展していた作家さん、益子の住民の方々、SNSで情報を拡散してくれた陶芸家の鹿丸バー店主、竹下鹿丸さん。ワグナーナンドール・アートギャラリー事務局のオガタ様。本当に沢山の方々に助けていただいたおかげで、無事に保護することが出来ました。どう感謝を伝えたら良いのかわからないほど感謝しています。家族が離れ離れにならなくてすみました。本当にありがとうございました。









  1. 2016/05/18(水) 13:51:24|
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